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フォアグラのスペシャリスト、ファビエンヌ・ラベリーを迎えて

2019-10-12

『ロティスリー桂樹庵』では今年3周年を記念して、フォアグラのスペシャリスト、ファビエンヌ・ラベリーさんをフランスからお招きして2019年11月2・3・4日の3日間ランチ&ディナーともに特別フェアを開催することになりました。フォアグラといえば世界の三大珍味のひとつ、ファビエンヌさんの故郷ランド地方(フランス南西部)はフランスでも有数な鴨の産地として知られておりフォアグラやコンフィドカナールなどグルメ垂涎の土地柄としても定評があります。

お料理をこよなく愛するファビエンヌさんがいつも大切にしていることは「日々日常の生活の中だからこそ食生活を美味しく、より楽しいものに工夫してゆくこと。」
そのためには高級食材のフォアグラを一般のひとたちにも手の届くものにしようと、フォアグラのバーベキューやコロッケ、またクレーム・ブリュレなどのデザートにもフォアグラを隠し味に使うなど、従来の高級なイメージだけにとどまらず家庭料理としても様々なレシピに挑戦しています

今回『ロティスリー桂樹庵』の特別企画では、3ヶ月間にわたりファビエンヌさんに厨房をお任せしてフランスの家庭料理を創作してもらいます。フォアグラは勿論のこと、鴨のコンフィ、鴨の脂でソテーしたジャガイモ、あるいは種類の豊富な日本の魚を使ってフランス人のソールフードであるテリーヌなども作ってもらいます。私たち日本人が知らない料理テクニックを駆使した様々な料理、また日本の食材を存分に使ったフランスの家庭料理など私たち日本人には想像もつかないサプライズが待っているはずです。乞うご期待を!

また滞在期間中はお料理教室も定期的に開催します。詳細については『ロティスリー桂樹庵』( keijuan.com) のサイトにて追ってお知らせいたします。

ファビエンヌ・ラベリー
フォアグラメーカーの老舗”ラベリー社”の創業者。20歳の時から家業を手伝う傍ら料理人としてもその才能を開花させる。ポール・ボキューズをはじめジョエル・ロブション、ミシェル・ゲラール、アラン・パッサールなど錚々たるシェフたちとも交流が深く、彼女のレシピ本「ル・フォアグラ」では著名なシェフたちからフォアグラを使った珠玉のような一皿を各自が紹介している。
料理研究家としても活躍する一方、ロンドンの名店「Club Gascon」「CATCH ME」などの料理コンセプトを手掛けている。
Fabienne LABEYRIE